先日、日川高等学校の同級生が一足遅い新年会をし、20名ほどのメンバーが集まり、久しぶりの親交を深めました。 酒の勢いか、懐かしさか、言いたいことを言って賑やかな一時をすごしました。
僕は当番幹事だったので、はじめの頃の受付や会の盛り上がりに気を配りながら、だんだん雰囲気にとけ込んで酒を飲み、語りました。受付では予め「第2回もったいないフォーラム」のチラシを名刺代わりに配りました。雰囲気も盛り上がった中で、チラシを見た彼女、彼らが言いました。
「受けた命は有り難い、それを失うことは勿体ない。それはそうだよな。」
「戦前生まれの俺たちは、貧乏だったから、もったいないなんて当然だったよな。」
「そうだよ、その通りで、孫たちにもいつも言っているよ。」
とみんな「もったいない運動」に賛同してくれました。
「もったいないぞと親から言われて育った俺たちが、今度は孫たちに口うるさく言う年代になったなあ」と彼。
「おい、俺もそう思うよ。」と、今までボランティアなんて特殊人間のすることだと言っていた彼。「今日のご馳走は残しちゃあだめだぞ。」と力む。
「私も、もったいないばあちゃんと孫に言われるけど、いいんだよね。 27日のもったいないフォーラムには参加する。」と申し出る彼女。
「だいたい、50年前に高校で出会った俺たちがだよ。こうして会えるのは有り難いよなあ。仲良くしないで喧嘩別れなんかしたらもったいないよ。」 と彼。
「おおおい、みんな、やろうや。」などと言わないのに、思わぬ反響が嬉しかった。
誰もが語り、誰もが楽しみ、和気あいあいと過ごした新年会も終わった。
食事も、酒も、会話もみんな楽しかった。何よりも嬉しかったのは、もったいないという当たり前のことを 酒の席で語り合い、確かめあい、生活の中で行動する気持ちを大切にしようという雰囲気だった。
みんなが三々五々と帰った後、宴会の席はガランと静かになった。テーブルの上には宴のあとの 残骸 が残されていた。だが、刺身も煮物も鍋物も、酒もビールもすべて食べ尽くし、飲み尽くしてあった。
身近な新年会のできごとである。思い切って「もったいない」という言葉を発信してよかった。
これからも 折にふれて勇気を出して言っていこうと思う。
ただし、「ねばならない強制のもったいない」ではなく、「したほうがいいよなあ」という「お誘いのもったいない」運動が望ましいと思う。
お世話になっております。同窓新年会いいですね。
返信削除28回~32回の音楽の集いがありました。
いつか恩師を招きたいです。
弾き語りをしています。
今後ともよろしくお願いします。
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=594369
本日、もったいない広場の読者登録をさせていただきました。よろしくお願いします。岡さんとのご縁できずなエコの輪・和・環
返信削除(わ)が広がっていきます。ありがとうございます。