2010年11月19日金曜日

若い力と老いの知恵をつなぐ絆を大切に

<PC故障のため時節外れになってしまいました。>


5月22日(土)午後「若老サロン」を開催しました。
山梨県ボランティア・NPOセンターに若者たちと、かつての若者たち?(60代から90代、最高齢は96歳)が24名集い、グループワーク方式で話し合いました。
参加した大学生は、日頃接する機会の少ない高齢者(老人)とのざっくばらんな交流の中から何を感じたのでしょうか。
戦争の体験談、平和の問題、時事問題として沖縄基地の問題、教育の問題、とかく薄れがちな心と心のふれあい、コミュニケーション、失敗を恐れるために臆病な心情や行動など、若いが故の未知の社会に対する「老いの知恵」を受け継いで成長して欲しいと願う大人たちは、自分の人生経験をふまえて真剣に語りました。

今、無縁社会とか人間疎外とか人間関係におけるマイナス要素ばかりがクローズアップされていますが、このような若さと老いの知恵をつなぎあう絆の大切さを感じました。
若老サロンは隔月で奇数月の第4土曜日の午後行います。今年の特色は、大学生が企画運営に関わり、今回参加した4大学の学生がキーパーソンになって仲間づくりをしていくこととなりました。

サロンでのグループワーク話し合いはいつまでも続いており、時間で中断するのはもったいないような
雰囲気でした。テーマもなく、結論も出さず、相手の発言を否定せず、自分の言葉で語り、他者の言葉にも傾聴するという自由なサロンです。
何と言っても、終わった後に「心のおみやげ」をもってさわやかな気分で帰れるって、いいよね。

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