2010年6月8日火曜日

ルー大柴の「MOTTAINAI」メッセージ

6月5日は環境の日記念事業「環境パートナーシップやまなし総会」と「環境フォーラム in やまなし」が開催されました。

 フォーラムでは、ルー大柴氏が「MOTTAINAIも考えよう~人生マウンテンありバレーあり」という演題で1時間半のおしゃべりをしましたが、大半は自叙伝的な生い立ちから今日までの話題をさいて、後半にやっとNHK「みんなのうた」で話題になったエコソング「MOTTAINAI」にたどり着き、自分が身近な生活の中で行っている実践例を語りました。
 話の中で、当日発行の新聞記事から山梨県で取り組んでいる「エコライフ運動」にもふれ、さらに「もったいない甲斐ネットワーク」作成の啓発資料「もったいない運動のすすめ」に掲載した「私のありがたい/私のもったいない」をタイムリーに引用して紹介されたことは、山梨県的な成果でした。
 期待したほどには「MOTTAINAI」のメッセージが強く伝わって来なくて、時間をかけた割りには「勿体ない」とも思いましたが、まあいいか。いわゆる「ルー語」で軽妙に語る話しも面白かったし、少しばかり彼の浮き沈み人生の悲哀・ペーソスを感じる内容が「人生マウンテンありバレーあり」で共感もあったから、これでよしとしようと思いました。 

 「ルー語」で言えば、この講演をチャンスにして、今日の便利社会の中で当たり前のようにライフしているウィー・我々が、デイリーな生活の中でリットルな気づきとスモールなアクションをすることで、もったいないの心を大切に生きていくモチベーションになればベターでワンダフルではないか。ふわふわと飛んでいく軽い風船もエコ・ムーブメントのためにはラージなアドバルーンになるんだあと、アンダースタンド、納得しました。

 フォーラムに先立って行われた「環境パートナーシップ総会」の閉会の挨拶です。
「なぜ、あなたは山に登るのか」と問われれば、「そこに山があるから」という有名なパンセの言葉がある。今、改めて「なぜ、あなたは環境活動に関心を持って行動するか」と問われれば、「そこに必要があるから」と答えたい。
 環境問題をはじめとする市民ボランティアの活動は、必要(ニーズ)の手をつなぎあい、人とひとの心のきずなを確かめながら、ゆるやかなネットワークづくりをしていくことである。このような思いや願い、目的に向かう意思(ウィル)をもった多様な人々(ウィラー)の輪を広げていくことではないか。という言葉で締めくくられました。
 エコミュニケーションを交わしあい、エコライフを実践する県民運動の推進が大切だと思う一日でした。

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