2009年12月24日木曜日

年末年始の不思議な文化

いよいよ暮れも押し迫り、今年もわずかとなりました。

今日は24日、クリスマスイブということで賑わっていますが、31日には年越しソバを食べて除夜の鐘を聞いて来る年を迎え、明けて元旦は神社の初詣。
この1週間の間に、クリスマス(キリストさま)とj除夜の鐘(お釈迦さま)と初詣(神さま)と、それぞれの文化が入り交じったおかしな生活を平気で過ごすことになっています。
まあいいか、それぞれの特性を大らかに受け入れながらも共通することは、この時ばかりは何となく敬虔な気持ちで感謝して手を合わせる。今ある自分に感謝し、自然の恵みに感謝し、有り難い命の有ることに感謝して、家族の平安と一家の安泰に感謝する。
有り難いことの自覚と再認識から、改めてそれらを失うことが勿体ない(物の本体を失する)ことであり、大切にしていこうと思うことに意味があるようだ。

もったいない(勿体ない)運動は、「勿体ない」という現象だけでなく、その源流に「有り難い」という感謝がある。日本古来から生活の場でごく自然に使われて、根付いてきた精神文化だと思う。
来年は虎年です。猛虎のように激しく進まなくてもいいから、丑年の今年の気持ちを受け継ぎながら、
ゆっくり(スロー)、安全・安心に(セーフティ)、確かに(ステッディー)と、3Sの気持ちで取り組んでい
きたいですね。

皆さん、よいお年をお迎えください。そして、来年も宜しくお願いします。

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